ワイモバイル・UQモバイル!どっちがそこそこ節約好きの我が家に合うかまとめた比較レポート
![ワイモバイルとUQモバイル、どっちがお得?](./img/ym-vs-uq1.png)
比較対象をUQmobile(ユーキューモバイル)かYmobile(ワイモバイル)の2つに絞ったので、どちらを家族に契約してもらおうか10時間ほど悩みました。
我が家は極端にたくさんネットするわけではなく、適度な通信量でサクサク使えたらそれで良いんです。UQもワイモバも、どちらもサブブランドなので通信・通話品質は同等レベルでピカイチ。だからこそ悩みます…
この記事は、そんな普通の我が家(節約も好き)のための比較の備忘録です。
ということで、ワイモバイル(シンプルプラン)・UQモバイル(くりこしプラン)で比較し、項目ごとでまとめていきます。どちらも新プランです。
基本料金の比較(シンプルプラン vs くりこしプラン)
音声通話ありの基本料金だけならS/M/LのどれもUQモバイルの方が330円〜550円程度安いです。ただし、以下は家族割などの割引なしの場合のみです。家族割を適用させると料金はどちらもほぼ同じになります。
Sプラン(3GB)
- ワイモバイル → 2178円(税込)
- UQモバイル → 1628円(税込)
料金の差:550円
※ データ容量超過後の通信速度はどちらも最大300kbpsとなっています。
通信容量3GBでここだけを見るとUQモバイルが550円安いな…
Mプラン(15GB)
- ワイモバイル → 3278円(税込)
- UQモバイル → 2728円(税込)
料金の差:550円
※ データ容量超過後の通信速度はどちらも最大1Mbpsとなっています。
通信容量15GBでここだけを見るとUQモバイルが550円安いな…
このあたりから、値段的にahamo・LINEMO・povoと大差なくなってきました。ですが、もし家族割など他の割引が適用できるならまだ選択肢としてはアリです。
Lプラン(25GB)
- ワイモバイル → 4158円(税込)
- UQモバイル → 3828円(税込)
料金の差:330円
※ データ容量超過後の通信速度はどちらも最大1Mbpsとなっています。
うーーーん。25GB使うのならahamoやLINEMO、povoは30GB使えて3000円くらいだからそっちの方が良さげかも。でも、やはり家族割などが適用できるのなら選ぶ価値はなんとかありそう。
通信速度の比較
ワイモバイル・UQモバイルはどちらも「サブブランド」なのでネット通信の速度は同等レベルです。ワイモバイルはソフトバンク、UQモバイルはauのサブブランドということで速度はどちらもピカイチ。
ちなみに、私は格安simとサブブランド(ワイモバイル)のどちらも使ったことがありますがさすがサブブランドの方が圧倒的にサクサク通信できてストレスを感じませんでした。
通話品質の比較
- ワイモバイル → VoLTE/VoLTE(HD+)
- UQモバイル → VoLTE
どちらもサブブランドでVoLTEに対応しているので通話音質はキャリアと同レベルで安心して使えます。対応機種はそれぞれ確認が必要です。
無料付帯サービス特典の比較
- ワイモバイル → Yahoo!プレミアム 508円(税込)/月額 → 0円
- UQモバイル → なし
無料で付帯する特典の有無が、どちらかを判断するための大きな分かれ目になります。
もともと、Yahoo!プレミアムは508円(税込)/月額で提供されている誰でも加入できる有料サービスですが、これがワイモバイルなら無料で付いてくるわけです。日頃からヤフーショッピング・PayPayモールでよく買い物している人や、雑誌を無料で読み放題したい人にはとてもお得になると思います。
家族割の比較
割引対象となる条件がぜんぜん違う
- ワイモバイル → ワイモバイル・Softbank光・Softbank Airのいずれかを契約していること
- UQモバイル → UQでんき・auでんきのいずれかを契約していること
ワイモバイルの条件はスマホ契約・家のネットをソフトバンクにすることなどです。一方で、UQモバイルは家の電気契約のみが条件となっています。
我が家はUQでんきの契約が難しいため、家族割はワイモバイルしか選択肢が残されていませんでした。
家族割適用後の料金はどちらもほぼ同じ。
割引を受けられる人数はほぼ同じ
- ワイモバイル → おうち割で最大10名(親回線・子回線ともに)
- ワイモバイル → スマホ契約で最大9名(親回線は割引なし・子回線のみ割引あり)
- UQモバイル → 最大10名(親回線・子回線ともに)
図解 当てはまる条件は?UQモバイルくりこしプラン用の家族割「でんきセット割」
図解 併用不可 ワイモバイル「家族割」と「おうち割」。選ぶべきはどっち?
通話オプションの比較
10分かけ放題
- ワイモバイル → 770円(税込)
- UQモバイル → 770円(税込)
10分かけ放題はどちらにも用意されていて、料金も同じ。
かけ放題
- ワイモバイル → 1870円(税込)
- UQモバイル → 1870円(税込)
時間制限なしのかけ放題はどちらにも用意されていて、料金も同じ。もし60才以上ならさらに割引される点もどちらも同じ。
60分通話/月パック
- ワイモバイル → 提供なし
- UQモバイル → 550円(税込)
60分通話の設定はUQモバイルのオリジナリティが溢れています。ワイモバイルは設定なし。
LINE年齢認証対応の比較
- ワイモバイル → 対応可
- UQモバイル → 不可
LINEの年齢認証の対応はワイモバイルのみが可能。
実際、ワイモバイル公式で次のように記されています。
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドなので、「My Softbank」を利用して「年齢確認」ができ、LINEのID検索がご利用いただけます。
引用:Y!mobile
一方、UQモバイル公式は次の通りLINE年齢認証できないことが記されています。
UQ mobileではLINEアプリの年齢認証に対応していないことから、ID検索はできません。
引用:UQmobile
LINEの年齢認証がまだ済んでいない人はワイモバイルのほうが有利になります。私はすでに年齢認証が済んでいるので、あってもなくてもどっちでも良かったです。でも、もし家族が年齢認証のためにSIMを使わせてほしいという可能性があればワイモバイル一択になります。
契約事務手数料などの初期費用の比較
事務手数料
↓ 公式オンラインの「事務手数料」比較 ↓
- ワイモバイル公式 → 0円(無料)
- UQモバイル公式 → 3300円(税込)
↓ 街のショップ(店舗)の「事務手数料」比較 ↓
- ワイモバイル店舗 → 3300円(税込)
- UQモバイル店舗 → 3300円(税込)
↓ 代理店サイトの「事務手数料」比較 ↓
- ワイモバイル代理店 → 3300円(税込)
- UQモバイル代理店 → 3300円(税込)
公式のY!mobileのみ手数料が無料となっていて、UQモバイルはどこでも手数料が発生しています。
送料
↓ UQ代理店のみ「送料」が発生 ↓
- ワイモバイル公式・代理店 → 無料
- UQモバイル代理店サイト → 550円(税込)
- UQモバイル公式 → 無料
UQモバイル代理店サイトのみSIM等の送料が請求されるので注意しておきましょう。ちなみに店舗で契約した場合は送料はかからないものの、特典がつかないなど他の要素が関係してくるので必ずしも店舗がお得というわけではありません。
代引き手数料
- ワイモバイル → なし
- UQモバイル代理店サイト → 330円(税込)
- UQモバイル公式 → なし
UQモバイル代理店のみ「代引き手数料」がなぜか発生するので要注意です。実際に申し込みをしていたところ「代引きなし」の選択項目は存在せず、代引きしか選択肢がなかったので申し込む際は手数料を覚悟しておかなければなりません。代引きの項目は「SIM手数料」という名目になっています。
iPhone同時購入(新規)の比較
iPhoneSE 第3世代 64GB
↓ ワイモバイルの比較 ↓ iPhoneSE 第3世代 64GB
- ワイモバイル公式 → 73440円(税込)
- ワイモバイル公式(Yahoo!) → 73440円(税込)
- ワイモバイル代理店 → 取り扱いなし
- (参考)Apple公式 → 62800円(税込)
(調査日:2022年7月1日)
↓ UQモバイルの比較 ↓ iPhoneSE 第3世代 64GB
- UQモバイル公式 →
- UQモバイル代理店 → 取り扱いなし
- (参考)Apple公式 → 62800円(税込)
(調査日:2022年7月1日)
比較するとワイモバイルは公式・Yahooモバイル公式・UQモバイルは同レベルです。一方、代理店のワイモバイルサイトは割引がないためApple公式よりも高額になっています。UQの代理店サイトはApple製品の取り扱いがありません。
【まとめ】 Yモバイルが合う人・UQモバイルが合う人に分かれる
結果、我が家はワイモバイルとUQのどちらも契約しています。実のところ、非常に複雑でなかなか決めきれないのです。すべてにおいて有利なサブブランドというものが存在しないのが悩ましいところ。
よく「一人ならUQ、複数ならワイモバでしょ?」と言われていますが、こうやって調べるとそうとは言えないことが分かりました。どちらもメリット・デメリットがあるので自分や家族にとってどちらが有利なのかじっくり考えましょう。